主演の岡田准一さんの「軍師官兵衛」が大好きで、鎧甲冑姿の岡田君を見ると、どうしても官兵衛様に見えてしまいがちでしたが、この映画を鑑賞して、岡田君からは官兵衛様が抜けてすっかり石田三成様になっておられました😄（長政や光様を第三者的に言ってたのには笑っちゃった(笑)）
ベテランであろうが、女優であろうが容赦なく厳しい原田眞人監督映画だけに、緊迫感が画面から伝わって来ました。（特に合戦シーン）
この『関ヶ原』は石田三成が主人公ですが、私の中では平岳大さんが演じた島左近が三成よりも印象深かった❗
顔に負った深い傷も印象的でしたが、左近の人生のすべてを三成にかけ、最後の戦いの場となる関ヶ原。
三成の思いよりも、左近の人生の叫びが体全体から聞こえてくるような気持ちで戦いのシーンを見ていました。
今まで色んなドラマなどで関ヶ原の戦いを見て来ましたが、主人公が違えばまた違う関ヶ原が見える❗
それに、どの登場人物にもその人なりの「正義」があるのだろうと。
今回は石田三成の正義、もし家康が主人公ならば家康の正義。
どれが正しくて、どれが間違った正義なのかは描き方によって違ってくるのだろう。
欲を言えば、もう少し関ヶ原の戦いのシーンを見せて欲しかったなぁ（辛いけど💦）。
映画『関ヶ原』
長崎市では、TOHOシネマズ長崎、ユナイテッド・シネマ長崎で上映中です❗
今週のラジオでもご紹介します📻
石田三成主人公の『関ヶ原』を映画館で「とくとご覧あれ❗」
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